『アリスの不思議なお店』
フレデリック・クレマン/鈴村和成訳
紀伊国屋書店(1997)
紹介
小天使の鈴、チェシャ猫の笑い、空飛ぶ絨毯、白雪姫の靴下留め……
誕生日には何が欲しい?古今東西のお伽話から抜け出て来た、世にも稀なる「夢のカタログ」(帯より)
==+==
私は大好き。60ページに2800円(税込2940円)は痛かったですが、これなら満足。でも多分好き嫌いが分かれる作品ではないかと思う。
著者のクレマン氏の絵は繊細というか微細というかで、この画風を嫌いだと言う人は余りいないのではないかと思うが、絵に関しては全く無知なのでなんとも。まあ、例によって私は好きだが。
普通の絵本のように絵が大きくあって文字があるという形ではなくて、ページのあちこちに絵がある感じ。あと絵だけじゃなくてオブジェもある。
日本語なら日本語に合わせた装丁をしていそうなので、是非原書も見てみたい。生憎フランス語はさっぱりなので読むことは出来ないと思うが。アメリカやドイツでも翻訳されているそうだから、いろんな国のデザインに興味がある。
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