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『ニーベルンゲンの歌(前編)』
相良守峯訳
岩波文庫(1955)

状態・再読

あらすじ
ジークフリートが暗殺され、その妃クリームヒルトが復讐を誓うまでの話。

==+==

後編を読むに当たって再読。

うーん…訳、かな?
原文を読んだ事がないので解らないが、訳が直訳寄りなのかも知れない。
直訳自体を否定する気はないのだが、これは少しややこしい。時代(?)特有の言い回しなんかが不自然に思う。というか、率直過ぎる。あと、動作の方向が解り難い。

でも、話自体はやっぱり好きだ。というか、この時代は女の人の立場が強くて良い。

しかし、ジークフリート(ジーフリト)暗殺の原因を遡ってみれば、クリームヒルト(クリエムヒルト)とプリュンヒルトの夫自慢だった気がする。なんだかな…。いや、クリームヒルト可愛かったけど。

後編はクリームヒルトがメイン。ジークフリートも嫌いじゃないけど、やっぱりクリームヒルトが好きなのでちょっと楽しみ。夫の復讐に懸ける王妃とか!
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