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『真紅の式使い』
永野水貴
一迅社(2009)

あらすじ
「私のものになれ、彰」
死んだ者の魂を呼び戻し、式神として使役する≪式使い≫。孤独な式使いの少女・彰は、幼なじみの天帝・基に突然求婚される。師の仇である基の執着から逃れるために彰が降ろしたのは、強大な力を持つが記憶のない、美青年の式神・司。優しく真摯な司に、次第に惹かれていく彰だったが…。彰を想い彼女のためだけに戦う式神と、激しく彰を求める帝。二人の愛に翻弄される彰の運命は。(表紙裏より)

==+==
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『華鬼3』
梨沙
イースト・プレス(2009)

あらすじ
平凡な少女と美しくも冷酷な鬼とが織り成す学園伝奇。

==+==
『楽園まで』
張間ミカ
徳間書店(2009)

内容
雪が降り続ける世界。普通の人と目の色が異なるオッド・アイの少女ハルカと弟のユキジは、異能を持つために悪魔と呼ばれ、教会に追われていた。
ハルカは心を失った双子の弟ユキジの手を引いて<楽園>を探す。
旅の途中に出会った青年ウォーテンは二人が悪魔であると知っても態度を変えなかった……。
一方悪魔を狩る役目を担う「狩人」の青年ルギは、教会に疑問を抱き始めていた。ハルカとユキジは、<楽園>の在り処を知るが、「狩人」たちに追い詰められて……。
――お願い。なにも望まないから、なにも奪わないで。
(表紙裏より)

==+==

予想以上に良かった。

文章がしっかりしているし、簡単な言葉が効果的に使われているように思う。世界観もよく描かれているし、けれどそれが退屈しないような形で盛り込まれているから、全体的に読み易い。

ただ、欲を言えばウォーテンをもっと深く書いて欲しかったかもしれない。いや、これでも十分満足しているのだが、何となく。

実のところ、イラストに惹かれて手に取った。それから表紙裏の「――お願い。なにも望まないから、なにも奪わないで。」という一文で購入することに決めた。自分の直感は正しかったと思う。

冷たくて白い雪。その匂いと凍えた指先の感覚が読み手にも伝わるようだった。
『時計塔の怪盗-黒き救いの御手-』
梨沙
一迅社文庫アイリス(2008)

==+==

猫欲しい。

まあ、これは良いとして。
webで公開されていた時よりもかなり加筆されているようでかなり満足。
ササラとクリストルの組み合わせがなんか好き。
『翼の帰る処(下)』
妹尾ゆふ子
幻冬舎コミックス

あらすじ
北嶺太守である皇女に療養を命じられ、都に戻ってきたヤエト。皇女の実兄の元に見を寄せるが、そこで皇位継承権を巡る政争にヤエトは巻き込まれてしまう。一方、北嶺でヤエトの帰還を待つ皇女の身にも陰謀の魔の手が迫っていた! 皇女を救い出すため、ヤエトは都を脱出し、雪に閉ざされた北嶺へ向かおうとするが――。(カバーより引用)

==+==


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